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新型インフルエンザについて

新型インフルエンザについて

従来にないタイプのインフルエンザウイルス「新型インフルエンザ」に対しては誰も免疫を持っていないので、発生すると大流行(パンデミック)につながります。

かつて「スペインかぜ」として流行した時は、全世界で2000万人~4000万人の命が奪われました。

そして、インフルエンザの専門家の間では、新型インフルエンザが間もなく世界的に流行することは避けられないと予想され、その有力候補として、数年前からヒトへの感染が局地的に報告されていた鳥インフルエンザ(H5N1)が想定されていました。そこに2009年春、豚由来の新型インフルエンザ(H1N1)が突然、現れたわけです。なお、豚インフルエンザは(H1N1)はその後、季節性インフルエンザのひとつとなり、今では「新型」とは呼ばれません。

現在は落ち着きを取り戻していますが、今後新たな新型インフルエンザが流行する可能性もあります。

今後ウイルスが変異して病原性が増す可能性も否定できませんが、今のところ基本的対策は従来からある季節性インフルエンザ対策と同じと考えてよいでしょう。すなわち、ワクチン接種、手洗い、うがいの励行、マスク着用、人混みはなるべく避ける、といった対策です。

ただ、このタイプのウイルスは肺でも増殖して、急速にウイルス性肺炎や無気肺を引き起こすことがあります。そのため、呼吸が苦しい時には直ちに入院による専門的治療が必要です。

鳥インフルエンザは、いまだにヒトからヒトへ容易に感染するような変異はしていないものの、流行する可能性が残っています。致死率6割という強い病原性を保ったまま世界中に広がることはあり得ませんが、季節性インフルエンザや豚由来の新型インフルエンザよりは驚異です。

現在、世界中の政府や研究者が、感染抑止のための対策を築きつつあります。

仮にそのような事態になった場合、ワクチン接種の優先順位、発熱時の受診の仕方、家族の対応などが政府から発表されますので、それにしたがって行動して下さい。

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宮竹 英希

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